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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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CLASSIC スタッフブログ Vol.254

2026.02.16

このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。

今回のブログはHRグループからY・Mお届けします!

 


■ベランダ園芸のすゝめ

こんにちは!HR企画のMです。

花の輸入商社で働いているにも関わらずいつも魚のことばかり書いていたので、今日は珍しく、私が最近ハマっている花をご紹介させてください。

それは、「ネイティブフラワー」です。

 

オーストラリアや南アフリカなど、乾燥した土地を原産とするワイルドで個性的なフォルムの植物が

【ネイティブフラワー/オージープランツ/ワイルドフラワー】

などと呼ばれ、園芸店で販売されています。

 

当社でも切花として取り扱いがあり、目にする機会の多い花のひとつです。

 

去年引っ越しをし、日当たりの良いベランダを手に入れたため、「何か育ててみようかな」と思い立ちました。

ちょうど私自身、オーストラリアに思い入れがあることもあり、「オーストラリアのネイティブフラワー、やってみる?」という軽い気持ちからスタート。

そこからは、ネットで調べ、自宅近辺の園芸店を巡ってぽつぽつ購入したところ「もうちょっと増やしてもいいかも」となりまして。

「過去、仕入れ部署にいたころに扱っていたあの品種を、家でも育てたい!」という欲も顔を出し・・・・・・・。

 

気付けば、次はこの店、次はあの店。

房総半島、埼玉、東京、と毎週末新たな園芸店を開拓し、最近は神奈川の逗子~港北がM家のブームでございます。

あれよあれよという間に鉢植えは増え、現在15品目37品種が我が家のベランダですくすくと育っています。

 

 

いつも好んで買っている某農家さんがフェアをされるということで、朝から神奈川へ遠征。

開店待ちをして、くじ引きをして、ずっと欲しかったドライアンドラを無事にお迎えできました!

農家さん曰く「この品種は初めてで、いつ咲くかはわからない」とのこと。それがまたそそります・・・・・。咲かせられるよう、頑張ります!

 

■気候の違い

オーストラリアと一言で言っても、実は地域によって気候が大きく異なります。

ネイティブフラワーの宝庫と言われる西オーストラリア(パース)と、東オーストラリア(シドニー)は、直線距離で約3,300km

北海道〜沖縄が およそ2,200kmと考えると、日本列島がまるっと収まって、まだお釣りがきます。

東京ドームに例えると、約15,000個分。

 

    • 西オーストラリアは
  • ・年間を通して雨が少ない
  • ・夏は乾燥して暑く、冬に少量の雨が降る
  • ・土壌は痩せていて水はけが良い
  • ・日差しが強く、風もある

という、かなりストイックな環境です。

対する東オーストラリアは、海に面した地域が多く、

 

  • ・降水量が比較的多い
  • ・湿度があり、緑が豊か
  • ・日本の気候にやや近い地域もある

 

という特徴があります。

 

このため、日本の梅雨や夏の高温多湿の環境では、西オーストラリア産の品種は育成難易度が高め。

そのため、鉢植え初心者の我が家では東オーストラリアの品種をメインに育てています。

夏は早朝と日暮れ後に毎日水やり。

冬は毎朝土や植物の状態を確認しつつ、必要に応じて水やり。

風がすこぶる強い日や、とんでもない雨の日は軒下や玄関に避難。

鉢も大きくて重いので、大変です。

ベランダに出ようとするたび、玄関へ通じる扉を開けようとするたび、隙を見ては脱走しようとする猫とも対峙しなければなりません。

正直、かなり手間がかかります。

 

人間を弄ぶ猫 人間の苦労はどこ吹く風

 

・・・が、手のかかる子ほどかわいいとはよく言ったもので、今のところ(?)なんとかどの鉢も持ちこたえ、先日の雪も乗り越えることができました。

 

■一応まだ枯れてはいないけど・・・

みなさんプロテアという品種はご存知でしょうか。

大きな宝石のようつぼみと、ゴージャスな花姿が魅力の、憧れのネイティブフラワーです。

なかでも巨大な花を咲かせる【キングプロテア】は南アフリカの国花でもあります。

 

写真は麗しのラグビー南アフリカ代表、ファフ・デクラーク様

 

家で育てて、咲いたらカットして切花に・・・

なんてできたら最高ですよね。

 

ただ、プロテアは初心者には難しいと言われており、これまで喉から手がでるほど欲しかったものの、

「絶対うまくいかない」と自分に言い聞かせ、購入を我慢してきました。

 

・・・・が。

 

年始の園芸店のセールで、それはそれは見事な【プロテア/スサラ】が。半額で並んでいたのです。

うぶ毛の生えた植物がたまらなく好きな私は、抗うことができませんでした。

花芽もしっかりついており、今咲いている花が終わっても、うまく育てれば継続して花を咲かせられそう。

「これなら、いけるのでは………………..?」という淡い期待。

 

____その期待は見事に打ち砕かれました。

 

左:購入したときの状態 右:現在

 

私「とんでもなく茶色くなってる・・・・」

 

たった一日。

天気がいい日にベランダに出し、うっかり室内に取り込むのを忘れただけで、この状態(夜間は北風びゅうびゅうでした)

その後、室内でも玄関という比較的冷える場所に置いていたところ、茶変は止まらず進行。

 

 

完全に自分の監督不行き届きです。

今後、スサラは永久に過保護に育てると誓います・・・。

もうだめかなこのつぼみ・・・

※産毛の生えている品種は繊細なため、夏も冬も特に注意が必要です。

 

この出来事を通して、改めて感じたのが、完璧な状態で切花を出荷してくださる生産者さんのすごさです。

自然は人間の思う通りにはいかないなかで、環境管理、日々の手入れ、タイミングの見極め——

遠くオーストラリアや南アフリカから、安定した品質の商品を届けてくださっていることの凄みを身をもって実感しました。

 

■欲しいもの

引っ越しをして1年。

植物ばかり買い続け、未だに我が家にはカーテンがありません。

もういい加減にしようと心に決めました。

今年の目標はカーテンを買うことです。

あ、でも春にはピンクッションがお店に並ぶな・・・(白目)

財布の紐をきつく締め、カーテンに照準を定めます。

大事に育ててきた植物たちが、春にたくさん咲いてくれますように。

フィリカは冬でも元気。早くも満開。

 

こちらが我が家の一番のお気に入り、【リューコスペルマム/カリプソオレンジ】

この盆栽のような姿がたまりません・・・

鉢にもこだわりました。

つんつんした最高に可愛いお花が、これでもかと咲きます。

 

花に触れる距離が少し近くなったことで、改めて「花のある暮らし」の奥深さを感じる今日この頃です。


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