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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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CLASSIC スタッフブログ Vol.266

2026.08.03

このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。

今回のブログは営業推進チームからA・Yお届けします!

 


 

セットログが思った以上に効いてきた話

最近、「セットログ(Setlog)」というアプリを使い始めました。

韓国発の動画日記アプリで、何気ない日常を短いVlogとして残し、友達と共有できるものです。

 

最初は「流行ってるからちょっとやってみるか」くらいの気持ちでした。

 

でも、思った以上にこれが良かった。

 

「今日はこんな景色を見た。」

「こんなものを食べた。」

「今日はこんな一日だった。」

 

そんな何でもない動画を送り合うだけなのに、お互いの生活がぐっと身近になるんです。

文字だけじゃ伝わらない空気とか、テンションとか、「あ、この人今日楽しそうだな」まで伝わってくる。

 

そのおかげか、「今度そこ行こうよ」「それ知ってる!」なんて会話も自然と増えて、以前より連絡を取る回数も増えました。

動画一本でここまで変わるとは思っていませんでした。

 

 

「昨日の続き」みたいに話せる人たち

そんなタイミングで、大学時代の友達と久しぶりに会いました。

 

住む場所が離れ、お互い忙しくなって、気づけば10年ぶり。

10年ぶりって…もはや初対面レベルじゃない?」なんて少し緊張していました。

でもいざ会ってしまえばそんな不安はどこへやら。不思議なくらい昨日の続きみたいに話せるんです。

 

当時毎日のように通っていたカラオケへ行き、

「いや、この曲あの頃以来歌ってないよ?覚えてるかな?」

なんて言いながら流してみたら、普通に歌える(笑)。

 

「え、歌えるじゃん!」

と、お互い大笑い。

 

時間ってちゃんと経っているはずなのに、あの頃の空気だけは全然変わっていませんでした。

 

一方で、去年ハマったアイドルのオタク仲間とも定期的に集まっています。

出会ってまだ一年も経っていないのに、好きなアイドルが同じというだけで、日常のことから全然関係ない趣味の話まで何時間でも話せてしまう。

 

学生時代の友達も、大人になってできた友達も、それぞれ違う良さがあります。

「大人になると友達はできにくい」と聞くこともありますが、振り返ると私は結構恵まれているのかもしれません。

 

オタク仲間と。それぞれ推しの撮影大会

 

そんなことを考えていた矢先、母とも少し似たような話になりました。

 

母は趣味でハンドメイド小物を作っていて、ときどきマルシェに出店しています。

作品を作ること自体ももちろん楽しいそうですが、それ以上に

「他の作家さんと話したり、お客様と交流したりする時間がすごく楽しい」

と話していました。

 

「家にいるだけじゃ出会えない人と話せるし、社会とつながっている感じがするんだよね。」

 

その言葉を聞いて、

 

「ねー!わっかんの!!」

 

と思わず声をあげました。

 

友達でも、趣味仲間でも、マルシェで出会った人でも、きっかけはそれぞれ違います。

でも、誰かとゆるくつながっていること自体が、毎日をちょっと楽しくしてくれる。

その感覚は、年齢も趣味も関係なく、案外みんな共通なのかもしれません。

 

先日母からプレゼントしてもらったハンドメイド品💜

 

幸せって、意外と派手じゃない

こうした出来事が続いたとき、以前見たTEDトークを思い出しました。

 

ハーバード大学が80年以上続けている成人発達研究では、幸福で健康な人生を支える重要な要素として、「良好な人間関係」が紹介されています。

 

その話を聞いたときは「へぇ、そうなんだ」くらいに思っていました。

でも最近になって、「ああ、こういうことか」と妙に腑に落ちたんです。

 

この考え方は、橘玲さんの『幸福の「資本」論』にも通じます。

本では幸福は「金融資本」「人的資本」「社会資本」の三つで成り立つとされています。

 

収入や資産だけではなく、自分の能力や健康、そして家族や友人とのつながりといった「社会資本」が、人生の満足度を大きく左右するという考え方です。

 

セットログを使っていて感じたのは、この社会資本って、何か特別なイベントで増えるものではないということ。

 

「今日こんなことがあったよ。」

「この景色きれいだった。」

「これ見て。」

 

そんな何でもないやり取りが、少しずつ人との距離を縮めている。

 

便利な時代だからこそ、連絡も効率的になりました。

でも、人との関係って、意外と効率の悪い雑談とか、「別に今じゃなくてもいい報告」とか、そういうものの積み重ねでできているのかもしれません。

 

花も少し似ている気がします。

 

花そのものに価値があるのはもちろんですが、その花を誰と贈り合ったか、どんな日に飾ったかという思い出まで含めて、人の心に残るものになります。

一本の花が会話のきっかけになり、誰かを思い出し、人とのつながりを育ててくれることもあります。

 

母のハンドメイド作品も、きっと同じです。

 

作品そのものはもちろんですが、マルシェという場所で「かわいいですね」と会話が始まり、新しい出会いが生まれる。その時間こそが、母にとっての楽しさなんだと思います。

 

作品も花も、そしてセットログも。

 

どれも目的は違うのに、不思議なくらい共通しているのは、「人と人をつなぐきっかけ」になっていることでした。

 

流行っていたから始めただけのアプリでしたが、気づけば「幸せって案外こういうことなのかも」と考えるきっかけまでくれました。

 

これからも友達とはたくさん笑って、たくさんくだらない話をして、どうでもいい動画も送り続けたいと思います。

 

そのときは「何やってるんだろうね(笑)」なんて笑っていても、何年か後には、きっとそういう時間こそが「幸せだったなあ」と思い返す思い出になっている気がするので。


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