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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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クラシック試験室から 第8回

2020.10.12

■10月と言えば…

クラシック試験室の北﨑です。

 

早くも季節は10月となりました。あんなに暑かった夏が嘘のように涼しく(寒く?)なり、温かい布団が恋しい季節になりました。

 

例年であれば、運動会や様々な秋のイベントで賑わうところですが、コロナ禍では、そうした“密な賑わい”はもうしばらく我慢も必要になってきますね。

では、家の中で食欲の秋を楽しむか!と思うと、秋刀魚の不漁というニュースが入ってきたりで、少しがっかりする気持ちにもなりますね。

隣国での乱獲が問題だとか、そもそも秋刀魚自体が減ってきているかとか言われていますが、そもそも魚は自然界の中の生き物ですから、減ってきているなら保護するような大きな気持ちで、こちらも暫し我慢が必要でしょうか

でも、様々な野菜やキノコなど食べるものには事欠かない季節ですので、温かいお酒と合わせてチビチビと楽しみたいものです。

 

■胡蝶蘭

現在クラシックではベトナム産の胡蝶蘭をより多くのお客様に楽しんでいただけるように、商品のグレードを分けて、コストパフォーマンスの良いグレードの販売を強化しようと考えています。

 

リーズナブルな価格ですが、品質的な安心や供給の安定を確保して、適温のクールチェーンで安全にお届けできる様、商品企画をして、みなさんにより広く知っていただこうと思っています。

 

試験室では、そうしたセールスポイントが「確かにその通り」と胸を張って言える為の確認をしております。

 

花の大きさ、茎の太さ、花の面の揃い具合、日持ちなどなど、いくつかの項目で繰り返しエビデンスとなるデータを取っています。

課題となりそうな項目については、仕入れ担当者にフィードバックし、産地と共同で改善し、謳い文句通りの商品をお届けできる様、対応を進めています。

 

■カーネーション

カーネーションについて。

 

カーネーションは一年を通してご提供できる商品ですが、ホームユースで楽しんでいただく為には、季節感のある色合いの品種を増やしていく必要があると考えています。

 

仕入れ担当者が種苗会社などと綿密に相談し、新たな品種候補が見つかると、輸送する場合の条件(適正)や、輸送後の経過試験などを行う必要があります。

個性的な良い品種が見つかった場合でも、実際に輸送してみると、梱包形態による花の傷みや、水分/栄養のキープなど、様々な問題点が湧いてきます。

それらを一つひとつ確認し、データ化して、産地にフィードバックし、“クラシックのカーネーション”としてお届けするレベルにできるまで、妥協せずに試験を繰り返していきます…

 

 

■植欲の秋 #花のある暮らしっく

 

Gotoキャンペーン等、新型コロナウィルス対応も少しずつ変化しているようですが、不幸にして感染してしまった方の数はまだ多い様に思います。

 

ある程度自粛の気を緩めない方が良いのか、それとも少しは外に目を向けても良いのか悩むところでもあります。

…こんなことが新たなストレスになったりもしますね()

 

例えどこかへ出かけたとしても、帰宅した際に迎えてくれる花があるのはとても嬉しいことですし、テレワークで仕事をする場合でも、身近なところに花があると、仕事の効率も上がる様な気がしています。

 

テレビを見ていましたら、秋は食欲だけでなく「植欲の秋」だとおっしゃる方がいて、面白いと感じました。

その方は切り花というよりは、グリーンの植え込みがご趣味ということでしたが、花やグリーンに囲まれて過ごす秋の時間は、まったりと気持ちが和んできますね。

 

秋に入り気温が下がってきますと、切り花は長持ちするようになります。(真冬であれば、夏と比べて3倍以上の日持ちになることもあります!)
屋外では緑や花色が乏しくなるこれからの季節は、お家に花を置いて、緑と様々な色(いろどり)を取り込むのは、とても良いことだと思っています。

クラシックでは、#花のある暮らしっく を、さらに拡めていきたいと思っています。

 

 

 

 


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