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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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CLASSIC スタッフブログ Vol.34

2020.11.30

このコーナでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。

今回は事業開発室の佐粧がお送りします。どうぞお楽しみください!

 


■#花のある暮らしっく# Enjoy home with flowers

前回、自分が担当したブログで、社内コミュニケーション用のグループチャットで運用されていた“CJ流 Stay home with flowers”のことを皆さんにご紹介しました。

 

今年の5月8日に立ち上がったこのチャットの中では、家で過ごす機会が増えたスタッフが、各々の家時間の中で、花を愛でながら楽しむ様子を気軽にシェアする楽しい企画です。(短いコメント付きの画像が中心です)

 

私自身はというと、もともと家に飾る花を、近くのスーパーや産直で買う習慣はあったので、コロナの影響で花に接する機会が特段増えたということはありませんでした。

 

でも、改めて考えてみると、花が家に空間にあるとないとでは、気持ちが全く違います!

特に、新しい花を買ってきた時は、気持ちが良いし、テンションも上がります。

お店でお花を選ぶ時、迷う時間はなんとも楽しく、ケーキ屋さんでどのケーキを買おうか悩むワクワク感と近いものがある気がします。

 

その時の自分の気持ちにマッチする、“これだ”というものを選ぶ。

 

これが私の花選びの基準です。

すると、その時初めて気づく感情があったり、「いま私はこんな気分だったのか」と新たな気づきがあったり。

とにかく花選びをすることは、気持ちが動く。

 

やはり花は人の心を動かす力があると実感できます。

 

その後、“CJ流 Stay home with flowers”は、“花のある暮らしっく #Enjoy home with flowers“という風に名を変え、「クラシックがお送りする、花のある暮らし=花のある暮らしっく」ということで、クラシックのスタッフによる「花のある生活やエピソード」の投稿が続いています。

 

 

最近の投稿で面白かったのは、

花のサブスクを始めた福岡支店のスタッフが、3回目までのお届け内容を紹介したものでした。

サブスク第3回目

 

慣れてくると、段々良いと思うようになってきました。

同じ花材になる場合もありますが、全体感としては目新しい花材チョイス。

3回とも違ったお花屋さんからの発送でした。

 

各回、九州の異なる花屋さんが、季節感、イベントにあわせ花合わせされた工夫をみるのは楽しいものです。

 

 

■心に寄り添う花

数か月前からブログ用のスケジュール組みとネタ探しをしていたのに、執筆予定日に身内の不幸で実家に戻ることになったため、急きょ実家でブログ原稿を書いています。

考えていたブログの内容も、バタバタする中で吹き飛んでしまいましたので、少しだけ今回実家に戻り感じたことを書かせてください。

 

さて、実家への帰路、自宅近くの行きつけのJA産直で白ユリ、ピンポンマム、輪菊を購入しました。ユリは値段差があり安いオリエンタル白とカサブランカ、どちらを買うか迷いましたが、故人への感謝をこめ、少し値のはるカサブランカを選びました。

グリーンのマムを入れたのは、故人の好きな色だったから。

 

家に到着し、ひと通りの挨拶等すませたあとに取りかかったのは、持ってきた花を花瓶にいけることでした。

 

花がない状態の空間は殺風景で寂しく感じます。しかしそこに花がおかれるとその場の空気がフッと和んで、明るくなったような気がしました。

これこそが花の持っているパワーだとしみじみと感じました。

 

同じような状況で思い出すのは、過日、南米カーネーションの取引先の営業担当者のお父様(フランス在住)が亡くなられた際、会社代表より花キューピッドを利用し海外にお花を送った時のこと。

お花を受け取った担当者より、はるばる日本から手配してくれたお花に対し、家族が大変感動してくれたと丁寧なお礼のメールを頂きました。

弊社会長と、「お花はやはり気持ち伝えることができるものだね」と、再認識したものです。

 

室内に花を飾ったあとは、玄関用にも花を生けました。

 

やはりこの空間にお花があるか、ないかの差は大きいと思います。

玄関を開けた瞬間、真っ先に花が目に入ってくるというのは、とても大切なことだと考えています。

 

訪問してくださったお客様にも、感謝の気持ちが伝わったら…とおもてなしの気持ちをこめて生けました。

 

 

ちなみに今回知ったことですが、最近では告別式の後、スタンド花2対は家での供え花にし、残りは参加してくださったお客様に持ち帰ってもらえるよう、新聞紙で花束にしてお渡しするというサービスがあるそうです。

花束作りは有料とのこと(100/1束)。

 

数時間で役目を終える花がすぐに廃棄されず、引き続きどこかの空間に彩りを添えられるというのはとても良いと感じました。

 

花のもつ癒しの力が、出席されたみなさまにも広がるのならば、それはとても嬉しいことだと思います。

 

 

■花力(はなりょく)

花のもつ力にあらためて思いをめぐらせたこの数日でしたが、以前クラシックが運営していたフラワースクールのスタッフをしていた頃のことを思い出しました。

 

生徒さんの一人が「このお花を買わなければおかずが一品多く買えるのに」とつぶやいていたのを記憶しています。

 

確かにその通り、と思います。

 

しかし同時に、1本の花の有無で、周辺の空気、雰囲気が変わることを私は知っています。

 

気持ちが明るくなり、幸せ度がアップする。

その効果や、その時感じた幸せな気持ちは、一品のおかずと同じくらい大切なものではないかと個人的には感じています。

 

これからも花を身近に置いてパワーアップし、元気に、ハッピーな生活を送りたいと思います。


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