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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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CLASSIC スタッフブログ Vol.46

2021.03.08

このコーナでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。

今回はなかなか表に出る事の少ないクラシックの裏方でありサポート役である、営業推進グループの三好がお送りします。どうぞお楽しみください!

 


■こんにちは

営業推進グループの三好と申します、よろしくお願いします。

 

営業推進グループでは主に朝から事務所で数字と格闘する日々を送っていますが、入社した時は加工チームに配属され一日中、工場内を走り回っていました。

 

その当時は事務所に戻れるのは夜になってからで、整理・整頓をする時間もなく?デスクの上は書類の山で荒れ放題、それを見かねて書類のかたまりごと大きなトレーにまとめて入れられたりした事もありました。

 

■整理・整頓

今ではコロナ禍の中、みなさん手・指の消毒や共有部分の除菌などをされていると思いますが、クラシックでは20年近く前から一日の作業が終了した後、冷蔵庫や水回りのほか作業場について噴霧器や燻煙剤を使った消毒を行い始めました。

 

消毒作業は夜、誰もいなくなってから作業場や冷蔵庫内で一人寂しく行っていましたが、今、思い返してみれば品質維持のため20年近くも前から消毒作業を取り入れ「QUALITY IS OUR NO.1 PRIORITY」を目指していたかと思うと西尾会長の先駆性、品質へのこだわりに敬服するばかりです。

 

ところが消毒作業を行なうようになったある日のお昼過ぎ、工場内をいつもの通り走り回っていると、なんと一台の「救急車」が工場の敷地内に入ってくるではないですか。

何事かと思い事情を聴くとなんと救急車で運ばれた方が離席していた私のデスクを使用されその上においてあった燻煙剤をお菓子と間違えて口にしてまったとの事!

 

幸い大事には至りませんでしたが、「整理・整頓」ができていなかった事により思いもしていない事故が起こり、大げさに言えば人の人生にまで影響を与えてしまう可能性があったかと思うと「整理・整頓」の必要性や重要性を考えさせられた出来事でした。

 

 

どなたが救急車に乗られたかは想像にお任せします。

 

私が行っていた消毒作業

 

■春は近づいてきています

寒暖の差が激しい日々が続きますが朝晩の気温もだいぶ上り、暖かい日も多くなるにつれ鼻がムズムズと。

花粉症で春を感じるようになるとは思ってもいませんでしたが、厄介な春を迎える人は軽い症状の方を含めると2人か3人に1人とも言われてるそうです。

 

立春もすぎ二十四節気の一つである「*1啓蟄(けいちつ)」を迎えましたが、節分が124年ぶりに「22日」にずれたのと同じように、啓蟄も今年は35日で昨年とは日付がずれたそうです。

 

日付がずれるのはざっくり言うと閏年と同じ感覚のようですが、啓蟄が1日ずれても自然に目を向けると春は確実に近づいています。

*1啓蟄:啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃

 

周囲を見渡すと早咲きの桜や梅の花は見ごろを迎え、木々もようやく芽吹き始めました。

暫く放置していた庭の様子が気になり何気なく庭の木を見上げると謎の鳥の巣が!

 

驚いて我が家の荒れ放題になっている庭をみると春の七草であるナズナ(よく言われるペンペン草)、ごぎょう(ハハコグサ)、はこべら(コハコベ)、ほとけのざ(コオニタビラコ)などに交じりタチツボスミレ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、フキ(フキノトウ)などざっと20種くらいの植物が生育し春の訪れを感じる事ができました。

 

ちなみに春の七草の残りはセリ、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)です。

 

早春にこれだけの植物が生育していると、夏にはどんな様相を呈した庭になるのやら・・・・・

 

 

<庭で顔を見せ始めた春の草花たち>

 

 

■雑草という名の植物はない

色々な植物をみていたら牧野富太郎の「雑草という名の植物はない」という言葉を思い出しました。

 

この言葉にはバラやユリなど有名な花やヨモギなど生活に役立つ植物として知られているものもありますが、雑草として一括りにされる植物もあります。

しかし、どんな植物にも名前があり個性がありその植物にとって最適な環境に生育しています。

 

人も一緒でそれぞれの人には個性があり、それを大切にしながら最適な環境で生活、仕事をして自分の役割を見つける事が重要なのではないかと思っています。

 

庭木のハクモクレン、シャクナゲの蕾も大きくなりましたが、春爛漫と感じられるのはもう少し先でしょうか。

 

 

黄色い菜の花が一面に広がる光景やウグイスの鳴き声、自生する山菜類など、田舎にいると自然を身近に感じる事ができます。

でも、都会に住んでいても、足元を良くみると春を告げる小さな草花がきっと咲いていますので、ちょっと目を向けていただき、一足早い春を感じられては如何でしょうか。

 

私はこの週末、久しぶりに近所を散策し多くの草花をみる事ができました。

その帰りに寄り道したお店でイチゴと桜餅を購入し味覚、嗅覚など五感で春を感じられた一日となりました。

 

なお、庭先でみつけたフキノトウはフキみそか天ぷらにしてビールか焼酎のお供といった所でしょうか。

 

 


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