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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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CLASSIC スタッフブログ Vol.102

2022.05.09

このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。

今回のブログは、経営管理本部・村瀬お送りします!

 

どうぞお楽しみください!


 

■肩たたき券とカーネーション・・・

昨日は母の日でした。花業界では1年で最大のイベント日。そして、お花を贈られた方も多かったのではないでしょうか。

 

私が初めて母にお花をプレゼントしたのは、小学一年生か二年生の時の母の日。低学年の時に通学していた小学校の近くに小さなお花屋さんがあり、下校時に買って帰ることができました。定番の「肩たたき券」と一緒にプレゼントをしたことを覚えています。

「え~ 『カーネーション』じゃない・・・」

 

 

カーネーションを買うにはお金が足りなかったのか、他の素敵だと思うお花を選んだのか、カーネーション以外のお花だったそうです。

次に母の日にお花をプレゼントしたのは、確か高学年の時。学区が変わり別の小学校に通うことになったのですが、学校の近くにお花屋さんがありませんでした。

お花は・・・もちろん、カーネーションをプレゼントしました。

 

カーネーションの花言葉は「無垢で深い愛」、色別にも花言葉があります。

赤色のカーネーションの花言葉は「母への愛」

ピンク色のカーネーションの花言葉は「感謝」

オレンジ色のカーネーションの花言葉は「純粋な愛」

・・・

花に思いを託し、日頃の感謝の気持ちを伝えることができる、素敵なお花です。

 

 

■緊急事態

2020年1月、日本で最初の感染者が確認され、その後コロナ禍の生活が始まりました。

東京都の緊急事態宣言の期間は、

2020年47日 (火) ~ 2020525日(月) ★母の日 510

2021年18日 (金) ~ 2021321日(日)

2021425日(日) ~ 2021620日(日) ★母の日 59

2021712日(月) ~ 2021930日(木)

さらに、まん延防止等重点措置の期間もあり、外出を控える日々が続きました。このような状況でしたので、お花屋さん店舗での購入者は少ないと思っていたのですが、近所のお花屋さんを覗くと、多くの方が並んでいて、母の日ギフトのお花を購入されていました。

 

今年は3年ぶりに緊急事態宣言中ではない母の日となりましたが・・・。

母の日のメインのお花であるカーネーションの仕入に緊急事態発生、コロンビアからの輸入がウクライナ情勢の影響で飛行機のスペース供給が不足となり、入荷できない可能性があるという事態となりました。当社のサイトでご案内している「入荷状況についてご案内」※、 本ブログ執筆の時点の第4報では、チャーター便の利用などができたことで、入荷の遅れはありますが母の日期間中の予定数量の入荷の目処が立ち、調整をしながら出荷の準備を行いました。

 

※「母の日向けコロンビア産カーネーションの入荷状況について」(第1報~第4報)(リンク先は弊社Webサイトのお知らせページです)

 

■5月が1

総務省統計局のサイトでは、統計データの閲覧やデータのダウンロードができます。

統計データのひとつ「家計調査」によりますと、2020年と2021年、5月が『切り花』と『園芸用植物』の家計支出金額が一番多い月でした。(2019年は12月が一番多い)。母の日ギフト、ガーデニングや家庭菜園など、5月は植物を購入する機会が多いのでしょう。

コロナ下の前の2019年と後の2020年、2021年で切り花と園芸用植物への支出は大きく変わっておらず、非常時でも消費されてきています。また、月ごとの支出金額の凸凹も、3年間で大きな変化はありません。

支出金額が少ない月は1月と2月、イベントがありませんが花の需要を増やしたい。フラワーバレンタインがさらに定着するとよいですね。

資料:家計調査結果

 

■今年の母の日

昨年の母の日に贈ったシンビジューム鉢が、今、華やかに咲いています。今年は何を贈るか、リクエストを聞くことにしました。

・お寿司屋さんでにぎり寿司を食べたい!(コロナ禍で2年以上行けていない)

・スマートウォッチ(健康管理したいけどすぐに飽きるかもと言っている)

・マッサージグッズ(井川遥さんがテレビ番組で紹介していたらしい)

・枕(最近、肩こりがひどいので枕を変えたい)

・・・

「肩こり」が解消するよう、枕とマッサージグッズを贈ろうと思いますが、枕は種類が多くて選定が難しく、マッサージグッズは売り切れで手に入らずで、母の日には間に合いませんでした。

そういえば、一昨年と昨年、日本花き振興協議会では5月の1ヵ月を「母の月」とし、母の日の1日に集中しない試みがありましたね。今年は5月の1ヵ月間母に感謝し、プレゼントは5月中に贈ることにして、喜んでもらえるものをゆっくりと選ぶことにします。

 

お花も贈りたいので、5月の初めにさっと束ねた花をプレゼント。

 

花が身近にあると、気持ちが落ち着き、心が豊かになる。

花のある暮らしっく!


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