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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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CLASSIC スタッフブログ Vol.140

2023.02.27

このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。

今週のブログは営業グループから、松原お届けします!

どうぞお楽しみください!


 

 

■世界の花屋

前回の投稿からはや一年。月日が経つのが本当に早いと痛感している今日この頃です。

さて、切花を扱う仕事をしていると切っても切れない関係にある国が出てきます。

それは一大生産地であるケニア、アフリカといったアフリカ諸国やエクアドル、コロンビアといった南米諸国でもなく・・「世界の花屋」と称されるオランダです。

今回はそんな花の国オランダにフォーカスをしていきたいと思うのですが、実はわたくし、昨年の秋にオランダを初めて訪れまして、色々と感動したもので、熱冷めやらぬうちにみなさんにもこの興奮(?)をシェアしたいという思いから今回取り上げた次第であります。

 

■運河に浮かぶ「水上花市場」

オランダの首都アムステルダムには世界最大の花市場「アールスメール花市場」があります。このブログをご覧になっている方であれば、もしかしたら知っている、聞いたことがあるという方もいらっしゃるかと思います。その取扱い量は1日約3000万本にも上るとされ、オランダの国花であるチューリップを筆頭に、バラやトルコキキョウ、アジサイ、草花系と何でも揃います。取扱量もさることながら、市場自体の大きさも桁違いで、まさに世界の花屋の看板に偽り無しといえるでしょう。

しかし・・今回おすすめしたいのが、アムステルダム市街に位置するシンゲル花市場です。

 

 

こちらの花市場は、別名「水上花市場」として知られており、その名の通りアムステルダムの運河に100mにわたっていくつもの花屋が軒を連ねています。その景観たるや、素晴らしいの一言。私が訪問したこの日はあいにくのお天気で、青空が映える写真をお見せ出来ないのが非常に悔やまれます。。

お店の中では切花は勿論、鉢物やドライフラワー、球根などありとあらゆる花たちが右にも左にも上にも並んでいます。オランダ土産なんかも取り揃えています。

 

 

買い物も観光も楽しめてしまうこのシンゲル花市場、オランダに行く機会がありましたら是非訪問される事をお勧めします。

 

■世界一の自転車大国

オランダ国民は自転車大好き国民としても有名です。自転車保有率はぶっちぎりの世界トップで、国民一人当たり1.25台を所有しているとされています(日本は0.56台)。そういった背景もあり、街中では至る所でサイクリングを楽しんでいる人を見かけます。

 

 

上記はオランダ主要駅の「アムステルダム中央駅」の駐輪場なのですが、尋常じゃない数の自転車が止まっているのがわかると思います(ちなみに写真以外の場所にもいくつも駐輪場有り)。

私だったらこの中から自分の自転車を見つけ出せる自信がありません。しかし自転車愛がハンパ無い彼らなら見つけ出すのでしょう。きっと。

そして、そんな自転車好きな国を象徴するように、サイクリングロードもかなり幅を利かせています。自転車道が車道並みに幅が広いので、サイクリストも安心。このあたりも日本では中々見ることのできない光景ですね。国民性がよくよく表れていると思います。

 

 

■世界の花屋だけで終わらない国

花に関わる仕事をされている人にとっては、オランダはどうしても仕事意識を外せない国になってしまうかもしれません。実際私もそうでしたが、今回の出張でそのイメージが大きく変わりました。

中世ヨーロッパを彷彿とさせるような素晴らしい街並みに、洗練されたダウンタウン。また、フェルメールやゴッホなど世界的な画家を輩出しており、世界でも指折りの美術館が多数存在します。

そんな、お花だけでなく歴史にも文化にも富んだ素晴らしい国に一度は訪問してみて下さい。ここでしか味わえない経験が出来ると思います。しかし物価は高いので覚悟してください。

ちなみに私、出張から帰ってきて、オランダに感化されてクロスバイクを買いました。ダイエットにも非常に良いらしいですし。ただまぁ・・色々あってそこまで運転する機会もほぼ無くここまで来てしまって。しかしこのブログを書いていて、本気で自転車運転しないとアカンと思ったので、オランダ国民を見習って私も自転車を頑張ろうと思います。明日から。


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