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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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CLASSIC スタッフブログ Vol.146

2023.04.10

このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。

今週のブログは営業推進グループの三好お届けします!

どうぞお楽しみください!


 

 

■新年度の始まり

営業推進グループの三好と申します。

 

今年の3月は暖かい日が続き、桜はいつもより1週間から10日程度早く開花しました。

桜は既に散り始めていますが、自宅やその周辺では春蘭(シュンラン)やスミレ、アブラナなどが花を咲かせ、エビネやシランなどは花芽をつけ始めています。

林縁(林の周縁部、端のところ)ではウラシマソウがみられるなど、春らしくなってきました。

最近は年度単位を意識して行動することは少なくなってきましたが、日本の場合、年度の変わり目は「出会いと別れの季節」として認識できる機会でもあります。

新年度を向かえ昨年度を振り返ってみると、いい事も悪い事も色々な事があったな~と思い出されます。

 

私の大きな出来事としては、成人年齢が20224月より18歳に下げられたことで高校3年生だったわが子が成人に、そして卒業を迎え4月からは親元を離れ、新生活を始めるという事でしょうか。

成人年齢の切り替え初年度として、18歳から20歳までが同時に成人式に参加することになったようです。

息子が成人を迎えるに際し、自分自身にあてはめて考えてみると、中学1年生の時、あんなに恐ろしい存在だった2年生-3年生の先輩方と同時に成人を迎える事になるかと思うと、少し不思議な感覚でした。

 

■鹿島立ちと東国三社守

息子の話が続きます…

高校三年生、受験を乗り越えてきた息子に関連して、思い出したのがテレビ番組でみた鹿島立ち(かしまだち)東国三社守でした。

 

鹿島立ちとは昔、防人(さきもり)に選ばれた人たちが、茨城県南部にある鹿島神宮で旅の安全と無事に故郷へ帰れることを祈って出発したことが語源と言われ、旅の安全を祈って良い旅であるように願いを込めて出発することや旅立ち、門出という言葉の元になっているそうです。

 

そして、「東国三社守」。

これは、先ほどの「鹿島神宮」と同じ地域にある「息栖(いきす)神社」、千葉県北西部にある「香取神宮」が東国三社と呼ばれ、その三社を巡ることでいただけるお守りの事です。

なお、この東国三社は関東でも有数のパワースポットらしいので、お時間があれば参拝されてみては如何でしょうか?

 

東国三社の位置図
香取神宮(本殿)
息栖神社 一の鳥居 :鳥居の左右には小さな鳥居がありその下からは汽水の中から湧水が湧きだし「忍潮井戸=おしおい」と呼ばれ、日本三霊水に数えられているそうです。

■運よく入手

この三社の位置を地図上で結ぶと三角形になっており、それぞれの位置関係を表すかのように、御守り本体は三角柱の木でできています。

先ずは本体となる御守りを初めにお参りする3社のいずれかでいただき、その後残りの2社にある社務所で御神紋のシールをいただき本体に貼り完成させます。

本体となる御守りを入手するため、物事を始めるのにふさわしい場所だということから、1番目に鹿島神宮を参拝するのが良いという説もあるそうです。

それにならい、私も一番初めに鹿島神宮へお参りしお守り本体を。次に息栖神社、香取神宮へ行き、それぞれの社務所にある御神紋のシールをいただき我が子に託しました。

 

テレビの影響もあり一時は品切れになるほどの東国三社守ですがそのご利益のほどは?

しかし、何はともあれ、息子がケガや病気をせず健康で旅立ちの日を迎えられそうなのでご利益はあったものと信じています。

 

東国三社守

 

ちなみに一番知られていないであろう息栖神社は常陸利根川に面し、水郷筑波国定公園内に位置しています。

その息栖神社の入り口付近には、水郷筑波国定公園内に生育する植物の名前が書かれた看板があります。

看板にはヒメミズニラやミミカキグサ、コタヌキモなど湿性・水生植物が記載されているのは地理的環境からみて想像の範囲内でしたが、比較的標高が高く冷温な地域に生育しているエンレイソウやアオスズランなどが記載されているのにはおどきました。

しかし、良く考えてみると、水郷筑波国定公園は筑波山までもが含まれているほど広範囲であることを考えると、比較的標高の高い地域でみられる貴重な山野草などが生育していることにも納得がいきました。

 

息栖神社入り口付近に掲げられていた水郷筑波国定公園指定植物一覧

 

■二十歳を迎えた時には

新年度の始まりと共に家族それぞれの新生活が始まりましたが、各々が健康に過ごし、目標を持ちそれに向かい日々挑戦しながら過ごしていければと思う今日この頃です。

私が十八歳の頃「お酒は二十歳になってから」かどうだったかは忘れてしまいましたが、今の十八歳は、扱いは成人になっても、お酒を飲んではダメらしいです。

 

ですので、お酒が飲める二十歳を過ぎたあかつきには、お祝いをかねてお花を飾り、一緒に一杯飲みたいものです。

その時は息子が以前お土産として買ってきてくれ、二十歳になった時に飲む約束をしたアイスワインを飲む予定ですが、誕生記念に保管している2004年産のワインはまた別の記念日に飲みたいと思います。

花のある暮らしっく!

 

息子からのお土産アイスワイン
息子の生まれ年のワイン


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