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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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CLASSIC スタッフブログ Vol.148

2023.04.24

このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。

今週のブログは品質管理グループの佐粧お届けします!

どうぞお楽しみください!


 

 

■自己紹介

品質管理グループの佐粧です。主に南米産(コロンビア、エクアドル)カーネーションをメインに、日本到着後の品質確認(検品)、新品種の導入前の品質確認、輸送試験など成田に到着した後の花の状態確認をしています。

 

突然ですが…

最近印象に残った言葉は、

『試合中、ストレス多いなか、好きな野球のことだけを考えていられた幸せな時間だった。』

これは最近話題になったWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、日本が優賞した後のインタビューでの栗山監督の言葉です。

野球ファンではない私にも今回のゲーム動向は気になりました。

さて、この監督の言葉を聞いて、ふと、自分にも当てはまる?? 

自分の好きなものと、英語を使って仕事したいと入社したクラシック。

…英語面の成長ぶりは聞かないでください。

でも、花が好きという気持ちは、今も変わりません。

そう思うと、クラシックを退職する時、私は『好きな花のことだけ考えた良い時間だった』と思い出す時の“良い時間”が今なのだと思います。 

日々の仕事は、地味な検品作業(スプレーカーネションの輪数確認等)も多く、ネガティブな感情、モチベーションダウン、仕事が思ったようにいかなかった時のストレス…などは普通に湧いてきます。

でも、しかし!

この時間が、将来は幸せだと感じる時間になるのだと期待し、今を前向きに!

本当、気の持ちようが大切ですよね() 

それでは今月の私の花活ご紹介します。

 

■花活 (仕事編)サンプルチェックと花弁枚数

カーネーションの花弁枚数、数えたことありますか?

カーネーションの花弁枚数を時々数えて記録していた同僚(試験室担当のキタさん)から、カーネーションが咲いた時のボリュームをイメージするのに参考になると教えてもらい、自分でも実際に数えたことがあります。

花弁枚数を淡々と数える作業、精神集中し、ゾーンに入る感覚になります。 

でも、やっぱり、数本の弁枚数数えるのは楽しいですが、何本も数える作業は正直辛かったです。

 

さて、先日、エクアドルのカーネーション産地から、試作品大輪カーネーションが2品種初入荷し、品質確認したところです。農園からの事前品種情報に、花弁枚数が記載あり、花弁枚数を数えるのは、同僚のキタさんと私だけではない(地球の裏側でも数えてくれていた…)と思うとちょっと面白く思いました。

花弁枚数は、ブリーダーではなく、農園スタッフが数えたとのことです。

農園からの情報では、花直径9.3(花弁枚数 78)茎太さ 6mm、もう一種類は花直径9.2(花弁枚数 45)茎太さ 6mm。 

花の直径9㎝以上は、見ごたえあるボリューム十分です、茎の太さも4㎜以上あるので、しっかりしています。

クラシック試験室の基準もクリアしていました。 

 

試験室記録で、大輪カーネションの花弁枚数多かった品種は、120枚で、平均的な花弁枚数50枚~60枚が多いようです。

花弁枚数100枚越えると、花が大きく立派に見えます。

そして綺麗に満開になることを期待し、日持ち観察していたのですが、今回は残念な結果でした。

農園で出荷前の前処理に不具合あったのではないかと推測し、農園に連絡し、再度サンプルを取ることになりました。

日本で人気ある品種なので、次回のサンプルの状態が改善し入荷されるのを期待しています。

 

こんな、一見地味な仕事ですが、これもお客様に良いお花をお届けする為の大切なプロセス、そして自分で振り返って「良い時間」と思うための大切な時間…と考えて頑張っています!

試験中のカーネーション

 

■花活(自宅編その1)アマリリス 鉢物

2年前の冬に、近所のスーパーで購入した白いアマリリス、自宅の部屋中で越冬し、この42回目の開花を楽しめ、自宅で優雅な気分を楽しんでいます。

お手入れ方法をネット検索し、葉は切り取らずそのままにし、液体肥料を定期的(週1回)にあげただけです。

花の直径が21cm,花丈は68㎝、1回目の開花時よりも大きな花で超感動です。(やはり肥料、栄養補給は大事だと認識します)

1本目は3輪、2番花ものびていて、お得感あり。

春の球根花は、テンションあがります!来年また咲いてもらえるよう、しっかりお手入れしようと思います。

アマリリス

 

■花活(自宅編 その2)アマリリス 切り花

前述の鉢物アマリリス、2番花も順調に育ち、開花しました! 

蕾が大きく育った頃、花の重さで、茎根本で倒れてしまい、切り花として楽しんでいます。

アマリリスを切り花で楽しむのは、なんとも贅沢な気分で、高級メロンを食べるような感じです()

アマリリスを切花で楽しむ際、茎折れ防止の為、茎の中が空洞になっているので、長く細い棒(今回私は、半年以上花瓶に入れて根が伸びた赤目柳の枝を利用)を差し込むと良いです。

鉢物同様、日持ち良く、長く楽しめます。

今回 1本目の花から、2本目の花まで約1か月間、楽しんでいます。

クラシックも以前はオランダから11月~12月頃アマリリスの切花輸入をしており、社販で購入したこともありました。

これからは、このアマリリス球根栽培で、毎年、優雅な気分になろうと思います。超、お薦めの花です!

 

■花活(自宅編 その3)スズラン

昨日、近所の知人から知人宅の庭に咲いたスズランを1本頂き、早速花瓶(マスタードの空き瓶。マスタードの空き瓶はちょっとした一輪咲きに便利で、複数メーカーの空き瓶コレクションあります。)にさしました。

1本だけでごめんなさいといわれましたが、東京の花やさんなら1本200円前後で売ってる位、高級品。

もちろん有難く頂戴しました。

これまたテンションあがり、リビングのテーブルがアマリリスとスズランで、贅沢気分マックスです。

スズランの甘い香りで、幸せ気分よりアップ。 

この時期になると地植えしているスズランが群れになって咲きだす近所のポイントが2か所あり、車で通る際の楽しみになっています。

昔実家の庭にスズランが数本あり、祖母から北海道のものだと聞いていましたが、いつの頃かなくなってしまいました。

母が草だと思い抜き取ってしまったらしいと祖母から聞いたことがあります。花好きだった祖母にとっては、嫁による残念な思い出だったろうな…と少し同情してしまいます()

 

アマリリスとスズラン

 

■花活(趣味の園芸雑誌とクラシック45周年)

3月末頃、NHK出版の雑誌『趣味の園芸』4月号を初めて購入しました。

購入理由は、43日から放送開始されている朝ドラ「らんまん」の主人公、植物学者の牧野富太郎の紹介特集があり、番組放送前に予習し、番組が始まるのに備えておこうとの考えからでした。

実際に放映されると、本物そっくりに作られた複製植物や、珍しい初めて聞く花の名前が紹介されるので、これから半年、朝ドラにはまってしまう予感Maxです。

 

この雑誌、なんと創刊50周年だそうで驚きました。

子供時代、この番組は超専門番組かと思っていましたが、最近はもっとカジュアルで、気楽にテレビ番組も楽しめます。

今年は園芸好きの俳優、稲垣吾郎さんが番組に登場するので番組進行が楽しみです。

 

長く番組(や雑誌)を続ける為に企画、内容の更新は大事です。

折しも 私たちクラシックも、趣味の園芸よりは少し短いですが創立45周年を昨年迎え、記念のアマゾンカードが会社から配られました。

会社からのお題があり、何かしら『はな(花、華やかなアイテム等々“はな”にかかったものならなんでもアリ!)』というキーワードに関連したものの購入に利用し楽しんで欲しいという趣旨なので、これから花活資金に使おうと思います。

 

趣味の園芸と45周年記念のギフトカード

 

時代の流れに合わせてアップデートし続け、クラシックも創業100年企業になれますように !!

花のある暮らしっく、クラシック花活を 公私ともに楽しみたいです。

 


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