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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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CLASSIC スタッフブログ Vol.239

2025.07.07

このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。

今回のブログは商品第一グループらK・Eお届けします!

 


前回のブログから早1年と3ヶ月が経とうとしています。ちょっと一年が早すぎやしませんか? 葉もの、ネイティブに加え、この2月からデンファレ他タイ商材の担当になりました仕入担当のEです。よろしくお願いいたします。

 

タイ産デンファレ

突然訪れた今年の減産期、3月はあんなにたくさん生産できていたのに、みんなどこへ行ってしまったのか・・?

さ~っと潮が引くように、市場から姿を消し、おかげで相場は急展開となってしまったタイ産のデンファレですが、ご満足いく数量を供給できず市場様へは大変ご迷惑をおかけしております。この場を借りてお詫びいたします。

 

タイ産デンファレの生産量は6月が1年のうちで一番少ない月となります。と、今更、告知することでもございません。

が、それにしても今年は異常に少なすぎる。

その主たる原因は、80haを保有する大農家で、本年がソニアの4年に一度の植え替えにあたっているとか。

同調意識なのか、となりの農園が植え替えしていると自分もやりたくなる?とか、こぞって植え替えを始めるため、苗床のヤシ殻が供給不足となり、価格が高騰するそう。

 

同調意識って日本特有のものかと思っていましたがタイの方々にもあるのですね。

4年に一度のオリンピックイヤー、どうかお願いですから、農家のみなさま、バラバラに植え替えしてくださると大変助かります泣 

 

植え替えられた株はこの時期、雨を吸って成長するため、そちらにパワーを使いすぎてしまうので、花芽をつける力まで及ばずといったところなのだそうです。

それを聞くと、まるで人間のようで愛着が湧いてきました。

現在、圃場では次々に花芽を付け始めてきているという吉報あり。

このブログが掲載される7月中旬には、ソニアの数量が回復し、みなさまに少しでも多くのデンファレをお届けできていると信じて精進してまいります。

 

■令和の米騒動

デンファレの市場単価もすごく高いですが、高いといえばお米。

電撃的に就任した農水大臣の備蓄米放出のおかげで、その価格も最近ようやく下がってきましたね。

そういえば、昭和にも米騒動がありました。

原因は冷夏のため不作で供給が需要を下回ったと記憶しています。あの時は、日本米とタイ米が抱き合わせで販売されていました。

タイ米はチャーハンやオムライスにするとパラっと仕上がって、個人的には嫌いではなかったことを覚えています。

 

そもそもなぜ、このような事態へと発展してしまったのだろう…と考えてみたいと思います。

 

短期的に見ると、実は、令和5年米は隠れ不作だった様ですね。米価は花と同じで、「米不足」で需要が供給を上回れば上昇し、その逆となれば下落します。これは市場原理で、一方的な政府の責任ではないと思います。

なのに、全て政府のせいだといわんばかりの圧力・・・

 

20年前に比べたら、米生産量は確実に減っています。

それは気候変動や高齢化による年々の供給力低下、また一方では食生活の変化と人口減少による需要の変化によるもの。

「需要に合わせた供給」、多すぎても、少なすぎてもいけない・・・わたしたち、花の仕入れ者にとっても耳が痛く、また、難しさの中にやりがいがある永遠のテーマでもあります。

間違いなく生産量は減っているのだから、大豊作で米がスーパーに溢れ出さない限り、本当の意味で米価は下がらないと思います。

お米の価格が一時的に下がったとはいえ、2千円/Kgでは日本の米農家は生産を続けていけません。

減反政策により米価を安定させてきたにもかかわらず、米農家が相応の対価を貰えていないことの方が大問題なので、米価を下げることよりも適正価格へ誘導することの方が急務だと思っています。

 

ニュース23の時からファンだったアナウンサーの膳場貴子さんが司会となったサンデーモーニング、先日の話題が「令和の食糧危機」についてでした。

東京の青山周辺をトラクターが行進し、「令和の百姓一揆」の映像を流した後、参加した高齢者の米生産者が「あと10年もすれば、生産者はいなくなりますよ」とインタビューに答えていました。

それを受け、NGOピースボード共同代表の畠山女史が、脚本家の倉本聰さんの言葉を借りて

「日本人の若い時の2年間を農につくことを義務付けたら良いと思う。日本には徴兵制がないのだから、ままならない自然を相手に食材をどうやって育てるのか。自然の恵みのありがたさを体で感じる体験をさせ、農作業の技術の基本を体験させておくべきだ」

と述べていらっしゃいました。

 

なんと、懲農制とは・・・これは面白いアイディアだと思いました。

昨今、農業従事者が減っていく中、ちょっとした状況の変化で国民は飢えてしまうことも起こりかねません。

家庭菜園でも何でもよいので、経験をしておかないと、「食料危機」を感じた時には“時すでに遅し”になりかねないですよね。

 

ということで、私はこの夏もまずはミニトマトから・・・

私には畑の先生がいるのですが、先生のお庭には、定番の夏野菜他、とうもろこし、メロン、生き残りのいちごなど、色々な作物が育てられています。

 

 

畑の先生いわく、虫を見つけたら即、プチっとつぶしてね、無農薬だからと。

そ、それは、私、マジ無理です~汗

 

これからも花に学び、畑に学びながら、日々の暮らしを楽しんでいきたいと思います!

 

(と野菜)のある暮らしっく!


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