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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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CLASSIC スタッフブログ Vol.10

2020.04.27

このコーナでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。

 

今回は事業開発室・寺谷がお届けします。

 

 

 

■はじめまして!

はじめまして!事業開発室の寺谷です。

 

今年2月に始まった『Classicスタッフブログ』は早くもVol.10となりましたが、私が所属する事業開発室からは初めての執筆です。

過去のブログ執筆者のバイヤーや営業担当と異なり、事業開発室のスタッフはお客様をはじめ外部との接点は少なめです。

なので、初回はそんな事業開発室でやっていることを少しだけお話させて貰いたいと思います。

 

 

■ざっくり自己紹介を兼ねて

私がクラシックに入社したのは2014年で、その時の担当は主に菊と葉物のバイヤー兼営業でした。

バイヤー兼営業の時は、日々、花を海外から入荷し日本国内各地のお客様へお届けする仕事でしたが、現在所属している事業開発室では数年先の商材を考えて動いています。

 

既存の産地で新商材を開拓する、比較的こじんまりしたプロジェクトから、新たな産地で農場をゼロから立ち上げ、日本へ向けた商品の安定出荷までの道のりを、現地の人々とともに行うダイナミックなものまで担当します。

プレッシャーは大きいですがやりがいもある仕事です。

 

 

 

■ベトナム

 

『ベトナム』

この国にどんなイメージをお持ちでしょうか?

 

誰でも思いつくところでは、フォー、パクチー、アオザイ、ベトナム戦争、共産主義などですが、日本の花き産業と意外な繋がりがあるところでは『技能実習生』

 

技能実習生として日本へ来られるベトナムの若い人々は、今や日本の農業を支える縁の下の力持ちとして欠かせない存在のようです。

 

そんなベトナムの中部高原地帯には、花き栽培で有名な高原の都市ダラットがあります。

標高1,0001,500mの熱帯高地に位置するダラットでは常春の気候を活かした花き栽培が盛んで、近年はキクをはじめ多くの切花が日本向けに輸出されています。

 

クラシックでも2-3年ほど前からベトナムからの切花輸入には力を入れていて、私自身も頻繁に(去年はほぼ毎月行っていました!)ベトナムを訪問して輸入するキクの安定生産と品質向上に注力しています。

 

赤道直下の南米や、アフリカ高地の通年安定した気候には及ばないベトナムのダラットですが、勤勉でまじめなベトナム人、若い豊富な人材、そして何より日本から4000㎞(成田ホーチミンならわずか6時間のフライト)という距離のアドバンテージもあり輸入切花界期待の国となっています。

 

 

■ヤギ肉 VU NUONG

花とは無関係な話ですが、ベトナム人はヤギ肉が大好きです。

少し(かなり?)獣臭いので、日本人だと好き嫌いがはっきり分かれるかと思いますが、私はヤギ肉が好きでダラットでも滞在中によく食べます。

 

仕事でよくベトナムへ一緒に行く上司のN氏はクラシック随一のヤギ肉フリークですが、そんなN氏と先日見つけたのがホーチミンにある『ヤギ肉通り』です。

文字通りヤギ肉料理を出すお店が一本の通りに並んでいます。

 

その中の一軒にヤギ鍋とヤギ焼肉を出すLau De 214というお店があり、ここの焼肉で使われる部位はなんと雌ヤギの乳房だそうです。

ベトナム語ではVu(乳房) Nuong(肉)と呼び、マリネにした薄切り肉を七輪で焼いて食べるのですが、味や食感だけでなく交通量の多い道端に出した小さくて低いテーブルとイスで食べる雰囲気も個人的に堪りません。

ベトナムへ行く機会がある方が居ましたら、ぜひチャレンジを!

 

 

■最後に

このブログを執筆している今も世間はコロナウイルスの影響で自粛ムード全開の真っただ中です。

私の仕事は『現場=海外の産地』に行ってなんぼなのですが、当然ながら海外どころか日本国内での移動もままならない状況がしばらく続きそうです。

 

今回は『こんな時にブログ書いて見てくれる人なんているのかな?』と思いつつの執筆でしたが、次回のブログを書く頃には『コロナの影響も終息して、みんな仕事に忙しい中、ブログなんて読んでくれるのかな?』なんて心配が出来るようになっていると良いな~と思いつつ終わりにしたいと思います。

 

 

 

 

 

 


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