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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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CLASSIC スタッフブログ Vol.81

2021.11.22

このコーナーでは、クラシックの社員が自分の仕事を通じて気になったこと、面白かったこと、お客様にお伝えしたいこと…などなどを気ままに発信していきます。

今回は、営業本部の片山お送りします!

 

どうぞお楽しみください!


Sanibonani! (さにぼなーに)

Dumelang! (どぅめらん)

Goeie dag! (ふいえだーふ)

 

みなさま、はじめまして。

マム(菊)仕入れ担当になりました、片山と申します。

 

 

■自己紹介

まず簡単に自己紹介を。

 

最近まで南アフリカのヨハネスブルグという都市で働いていました。

もともと言語とラグビーが好きで、小さいころから南アに憧れていたのです。

 

クラシックにはこの7月に入社したばかりの、ぴちぴちの新人おにいさん おっさんです。

日本に帰国してからだいぶ太ったので、洋服もぴちぴちです。

 

ヨハネスブルグは世界一危険な都市、とも言われており、実際にそうなのですが、(銃を突きつけられたことも、強盗に遭ったこともあります!)

それ以外は気さくな人たち、おいしい食べ物、美しい風景、過ごしやすい気候…と、生活環境はとてもいいところです。

南アへ旅行したい方、ぜひご一緒しましょう。

 

木陰でビールを飲みながら談笑
食事の様子。白いのが主食のパップ(他国ではウガリとも)
肉が安くておいしい。右下は牛肉の炭火焼ステーキ
テーブルマウンテン頂上から、ケープタウンを一望。(写真は筆者妻)

 

■クラシックと南アフリカ

クラシックとの「花」繋がりで言えば、南アの国花はキングプロテアです。

 

 

キングプロテア

 

クラシックでも取り扱っていますね。

 

社内でもごく一部の人しか知らないと思いますが、クリケット南ア代表は国花に因んで、”Proteas”と愛称がついています。

 

日本ではポピュラーでありませんが、南アは世界トップチームのひとつ。

先月から始まっているT20*のワールドカップでも、中々の成績を残しています。

 

*T20…クリケットの試合形式の一つ。従来よりも、短い時間で試合が終わる。

 

クリケット南ア代表、 プロテアズ

 

一方、ラグビーの南ア代表は”Springboks”(インパラ似の動物)と呼ばれています。

2年前のラグビーW杯で優勝し、今もなお世界ランク1位。

 

体格を活かした、迫力満点なディフェンスで名高い、堂々たる王者です。

まさに国花キングプロテアの名の通り、ラグビーでもキングです。

 

2019年W杯優勝時のラグビー南ア代表、スプリングボクス
ジャージには南ア国花のキングプロテアも描かれている

 

■多言語・多民族国家

紹介が遅れましたが、冒頭は南アの言語、ズールー語、ソト語、アフリカーンス語でそれぞれ「こんにちは」の意味です。

南ア航空の機内アナウンスはこの言葉で始まります。

 

南アは他民族国家で、公用語も11言語あり、その他にもドイツ語、ポルトガル語、様々な言語話者・民族がいます。

 

元々アパルトヘイトという人種隔離政策の歴史を持つ南アでは、“Let’s grow South Africa together.” という標語のもと、「民族、母語に関係なく、団結し一緒に国を豊かにしていこう」

国家としての再建・経済大国への舵取りを図っています。

 

実際南アのオフィスでは、今や黒人・白人分け隔てなく、仲良く毎日仕事をしています。

まさに融和という言葉がぴったりです。

 

融和の象徴、デクラーク元大統領、マンデラ元大統領。(共にノーベル平和賞受賞)

 

 

■アイデンティティ

クラシックにも、様々なバックグラウンドを持った方がいます。

元花屋さん、元物流屋さん、元外食産業の方…

それぞれが団結し、よりよい花を日本のマーケットに、と日々励んでいます。

 

何かの縁で、そんな一員になれたことを嬉しく思いますし、自分もその一員としての責任を感じます。

 

私個人としては、クラシックのマム担当として、人の話をよく「キク」、そして「スプレー」マムのように、興味を「枝分かれ」のように広げていく

そんな仕入れ担当になれれば、と思っています。

 

みんなで力を合わせて、花だけでなく、花業界をも”grow”できるといいですね。

 

まだまだ勉強中の身ですが、みなさま、これからもよろしくお願いいたします。

 

片山がお送りいたしました。


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