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輸入切花専門商社 株式会社クラシック

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クラシック試験室から 第13回

2021.12.06

■早くも年の瀬の雰囲気です…

クラシック試験室の北﨑です。

季節が過ぎていくのは早いもので、気が付けば12月となりました。

子供の頃は、吐く息が白くなるのを楽しんでおりましたが、コロナ禍では子供たちもマスクをしているので、そうした光景は見られず、深々と寒さが身に染みてくるだけ…という感じですね。

とはいえ、家の中で過ごすことが好きな私は、引き続き読書などを楽しむ毎日です。

 

■近頃の試験室

試験室では、商品に関する様々な試験や確認を行っておりますが、近頃では、国産品やクラシック以外の輸入品の状態を観察させてもらう機会が増えています。

コロナ禍で産地の労働力確保や輸送手段で様々な課題が発生します。

バイヤーとすると、新たな産地を開拓し、供給の安定性を保つための努力を重ねています。

 

また、国内需要の多様化に対応するためには、品目や、品種の拡大も大切なテーマになっています。

そうした、社内の動きに連動するためには、試験室として、競争相手となる商品の状態を確認し、クラシックの商品が「お客様の手元で、しっかり楽しんでもらえるレベルになっているかどうか」を事前に確認する必要が生じてきます。

 

クラシックで取り寄せた新商品などのサンプルが、競合する他の商品と比べて、全て優位であれば苦労はありませんね。

でも、改めて「国産品や他の海外産地のすばらしさ(=努力の跡)に、敬意を表さざるを得ない場合」が多く、気が引き締まるばかりという実情です…(冬なのに汗ができてきますね)

 

 

■ジレンマ

さて、

新商品も大切ですが、既存商品をお客様に責任をもってお届けするためには、クラシック社内での検品という工程が重要になってきます。

お客様にとっても、しっかりと検品された商品の方が安心!という感覚が強いと思います。

しかしながら…

検品という工程を冷静に考えてみれば、梱包された箱を開けて、中の商品をチェックし、良い状態であれば箱に戻して出荷するという基本的なルーチンになります。

生き物である“お花”にとって、人間の手に触れて、再度梱包されて…という工程が増えるほど“負担”になってくることも事実です。

まだまだ確立された状態とは言えませんが、統計的に考えた最小限の抜き取り(サンプル)数で、全体を保証するという考え方が重要になってきますので、そうした数学的なこともしっかり勉強していきたいと思っています。

 

 

■商品の良し悪し

冒頭に述べた、競合商品との比較などの場面においては、商品の良し悪しを「現地(生産地)の天候が不順だった」などと外部要因で片づけてしまう事ができれば、これはとても楽ちんなことですね。

責任ある輸入商社としては、そうした課題を他人(ひと)事ではなく、自分事として捉えて対応することが、極めて大切だと思っています。

産地で手塩にかけて育ててくれたお花(商品)を、私たちはその産地になり替わって、日本のお客様にお届けしているという気概と責任感を持ち続けていかなくてはなりません。

大きなバリューチェーンを意識しながら、(少し古いですが)まさに“ワンチーム”で良い商品をお客様に届けたいと、いつも考えております。

逆に、海外の産地から見れば、自国に居ながら日本のマーケットで販売を拡大できるという事になるわけですから、まさにウィン‐ウィン、クラシックの販売力が実は商品の品質(良し悪し)にもフィードバックされるという、大きなサイクルを痛感する今日この頃です。

 

■まねじめんと…

柄ではない話ですが、産地と緊張感のある良い関係づくりという視点で、PDCAを回すという考え方がありますね。

クラシックでは、監督からのサインプレー通りに動く野球型というよりは、社員一人ひとりが、チーム全体の目的を理解し、適切な判断を下して動くという、サッカー型のスタイルだと思っています。

 

でも、サッカー型と言ってあぐらをかいていると、ボールを持っているプレーヤーしか動かない、仲間のプレーに無関心という状態も生まれかねません。

自由であることと、孤立してしまっていることをはき違えない為に、“ホウレンソウ”が必要になりますね。

自身への反省を含めて、報告はするが、こまめな連絡や相談が少なくなってはいないか、社内のコミュニケーションがフェアトレードになっているかどうか…この辺りもチェックが必要ですね。

情報は、発信するだけでは意味がなく、お客様に良い商品が届くことにつながって、初めて意味が生じると考えています(少し格好つけすぎでしょうか!)

 

 

 

 

■憧憬…

私の自宅の隣にシェパードが飼われていますが、鳴き声がうるさくて悩んでいます。

本来あまり無駄吠えしない犬種だと思いますが、家に帰ると「おかえりなさい」の声はなく、隣家の犬の声に迎えられるという、あまりうれしくない状態です。(最近少しおとなしくなりましたが…)

 

そんなこともあり、田舎にも風情はありますが、車ベースの生活圏から脱出して、都会の風情にも憧れる今日この頃です。

 

そして、アーバンライフを楽しむ場合でも、もちろん

花のある暮らしっく!


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