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クラシック試験室から 第17回

2022.12.19

■サッカーワールドカップ…

クラシック試験室のキタです。

この冬のトップを飾る話題は、なんといってもサッカーワールドカップではないでしょうか。

タイミングがずれていれば、間違いなく今年の流行語大賞は「ブラボ~!」になっていたのではないかと思っています。

 

連日の熱戦で寝不足気味になっている方も多いと思いますが、1219日いよいよ決勝戦アルゼンチン対フランスの試合が行われました。

すごい試合でしたねぇ!

両者一歩も譲らず、世界トップレベルの技術を駆使しながら、時間帯によって空気が一変する緊張感…。

夢の頂に立ったのはアルゼンチン、神の子が幸運を呼び寄せたような感じがしました!

 

一方では、スポーツウォッシングという言葉も聞かれます。

社会が抱える様々な問題を洗い流して、私たちの関心を遠ざけるという意味だそうですが、ひとまずは切り離して、精いっぱいプレーし、感動を与えてくれた選手のみなさんには、素直に感謝したいと思っています。おめでとうアルゼンチン!

 

 

そして気が付けば、今年も残すところ10日余り、季節は冬本番に突入です。

冬となれば、暖かい部屋でのんびりと晩酌…といきたいですね。

ひとりでもチビチビ楽しめるレトルトのおつまみを購入してくることが日常となっていますが、その質の向上(要は美味しくなっているということ)を歓迎しながらも、最近の値上げ攻勢には閉口しています。

 

あるコンビニでは、私のお気に入りの商品が突如販売中止になって、しばらくすると、ほぼ同様の商品が名前やパッケージが変わって別の商品として販売されたりしています。

そして、値段は…「しっかり高くなっている()」。

これもステルス値上げというのでしょうか、だいぶ巧妙になってきていると感じたりしています。

 

■費用対効果…

費用対効果…、試験室という仕事柄もあり、この言葉に向き合うことが多いです。

ここでいう費用は私にとっては試験に費やすコストであり、デジタルに確定できるものです。

かたや、効果についてはどうでしょうか。どこまでを効果として求めるのかという“考え方”によって、その評価は大きく左右されてしまいます。

 

例えばカビ。

ある対処によってカビが半減した場合でも、それを効果として認められるのでしょうか、カビはまだ生えているという事実がありますからね…。

どこまでの効果を期待するのか、言い換えれば試験する目的は何かという事が定まらないまま、試験に突入するケースもまだまだ少なからずあるという感じです。

様々なサンプルをとって評価するにしても、その評価によって関係者のどの様な行動変革を求めるのかが明確になっておらず、「やらないよりまし」という動機で始めてしまう事もあったります…反省。

 

こうしたイベント・ドリブンな考え方や、新しい手法などがあるとその手法(ツール)でドライブされてしまう事(ツール・ドリブン)など、とかく本来の目的を見失いがちではありますが、目的を見失わずオブジェクト思考な試験室でありたいと自分自身を戒めております。

 

話は脱線しますが、会社の中で様々開催される会議の費用対効果も気になるところです。

会議の費用対効果というと、投入した時間に対する「リターン」を意識することだと思いますが、会議の最大のリターンは「アクションアイテムの質」になると思っています。

恥ずかしい話、現状としては何を話し合っていたのか分からなくなってしまう様なケースも多々ありますので、目的思考はここでも、強く認識することが大切だと痛感しています。

 

 

■伝えるってこと…

目的を明確にするといった時に、いつも感じることは、自分の考えている事(心象風景)を言語化すること、ましてや図式化することの難しさです。

自分ではけっこう良いこと思い付いた、これは素晴らしいアイデアだと思ったことでも、ノートに書いてみると2~3行にしかならないという経験は何度もしております。

 

商品や商品の品質を考える場合に、アプローチ・ブックのようなものが必要だと考えています。

アプローチ・ブックというのは、詳細カタログという感じですが、お客さまにアピールしたい商品やサービス事例などを表・グラフ・写真などを、1冊のファイルにまとめた商談ツールのことを指します。

そうやって整理した商品の質をブレなく実現するために何をしていくのかを考えるという事が、何より大切になってくると思います。

 

とかく切り花を取り扱う仕事をしていると、毎日毎日大量のルーティーン作業に追われることが多くなってしまい、「忙しい」という不満は感じながらも、毎日やることがあると妙に落ち着いて、安心してしまうという怖い習性もあると思っています。

何が怖いかって…

余計なことを考えなくても済んでしまう、思考停止するってことですよね()

思考を停止して目の前の仕事をさばいているだけになってしまうと、目的やら、企業理念やらは全く関係ない話になってしまいます。

 

まったくの余談ですが、年取ると教養と教育が大切というジョークがあるそうです。
 →今日“用”がある、今日“行く”ところがある、ことが大切という意味だそうです。

 

教養と教育だけではなく、あしたに向けた目的を見定めて、必要な活動を創り上げていきたいものです。

 

 

■年末に向けて…

話は私の毎日の楽しみに戻りますが、マイブームとして朝カレーが挙げられます。

朝カレーと言えばイチローさんのルーティーンとして有名ですが、私の場合は単純に某〇印良品さんのカレーが好きという理由です。

たくさん種類がありますが、その中でもリピートして食べるのはだんだん限られてくる傾向にあります。

 

定番と言えば、夜の酒の肴はカニカマ(+お酢)の一択です。

これで焼酎のお湯割りをいただいて、少しだけ飾った花があれば、寒い冬でも幸せな時間が過ごせます!

 

花のある暮らしっく!


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